コーヒー コーヒーの資格

コーヒーの資格おすすめは?費用・種類・メリットをコーヒーソムリエが解説

 

コーヒーが学べるおすすめの資格はありますか?

 

何を学べばいいのかわからないのでおすすめが知りたいです。

 

このような疑問に対して記事をかきました。

 

この記事の内容

  • カフェや喫茶店で働いたり経営するために必要な資格とは?
  • コーヒーに関する資格を取得するメリットは?
  • コーヒーが学べるおすすめの資格
  • 資格の有効的な活用方法

 

カフェや喫茶店で働く「バリスタ」や「焙煎士」って格好いいですよね。

 

将来的にカフェや喫茶店で働いてみたい人や、カフェや喫茶店を経営してみたい人って多いのではないでしょうか。

 

わたしもそうだったので、とってもわかります。

 

でも、業界未経験からカフェや喫茶店に就職や、経営を行うってとってもハードルが高いのも事実です。

 

そんな時こんなことが気になりませんか?

 

気になるポイント

業界未経験でもコーヒーやカフェ経営について学べる資格はないだろうか

 

実は、コーヒーが学べる資格って結構多いのです。

 

本日は、このようにコーヒーを学んでみたい方向けに「コーヒーが学べるおすすめの資格」について紹介していきます。

 

それでは行ってみましょう。

 

「カフェ」や「喫茶店」で働いたり、経営するために必要な資格とは?

 

そもそも、カフェや喫茶店で「バリスタや焙煎士」として「働く」ためや、カフェや喫茶店を「経営」するためには資格は必要なんでしょうか?

 

結論から申し上げます。

 

資格の必要性

  • カフェや喫茶店「バリスタや焙煎士」として「働く」ために資格は必要なし
  • カフェや喫茶店を経営(営業)するためには、資格と手続きが必要

 

つまり、カフェや喫茶店で「働く」ためにも、「バリスタ」や「焙煎士」になるためにも資格は一切必要ありません。

 

ただし、経験やキャリアは求められることはあります。

特に「バリスタや焙煎士」を名乗るためには「経験・キャリア・技術」があるに越したことはありません。

ひでお

 

この焙煎士になるために必要な資格についてはこちらの記事で詳細に解説しています。

こちらもCHECK

焙煎士になるためにはどんな資格が必要なのか?(現役焙煎士が解説します)

続きを見る

 

 

ただし、カフェや喫茶店を「経営(営業)」するためには、「資格」とさまざまな「手続き」が必要になってきます。

 

カフェ営業に絶対必要な資格・手続き

  • 食品衛生責任者の資格
  • 開業届
  • 飲食店の営業許可

 

カフェ営業に必要な資格・手続き(ケースによる)

  • 防火管理者の資格(店舗収容人数が30名以上の場合)
  • 青色申告承認申請書(白色ではなく青色申告をする場合)
  • 菓子製造業許可申請(パン・お菓子等を製造・販売する場合)
  • コーヒー豆の製造・加工業の届出(自家焙煎コーヒー豆を販売する場合)
  • 深夜酒類提供飲食店営業開業届出書(深夜0時以降にお酒を提供する場合)

 

カフェや喫茶店の営業ではありませんが、自家焙煎コーヒー豆の販売における手続きについては、こちらの記事で紹介しています。

こちらもCHECK

(2021年から要注意)コーヒー豆の販売に許可や資格が必要になりました

続きを見る

 

カフェ等を経営する場合は、自分が資格を保有する必要はありません。

資格保有者を雇って(食品衛生責任者、防火管理者として)選任と届出をしてもいいですよ。

ひでお

 

ただし、「防火管理者や食品衛生責任者」は、店舗運営上必要な手続き上の資格なので、皆様が知りたい「コーヒーが学べる資格」とは異なります。

 

だから実質、これから紹介する「コーヒーに関する資格」を取得しなければ「カフェや喫茶店で働けない」ことも「カフェや喫茶店を経営できない」ことも「バリスタや焙煎士になれない」こともありません。

 

では何のために資格を取得するのか?

それはこれからみていきましょう。

ひでお

 

コーヒーに関する資格を取得するメリットとは?

 

「コーヒーに関する資格」は全て民間資格なのですが、資格を取得する(または取得のために学習する)ことで得られるメリットは本当に沢山あります。

 

資格を取得することによるメリット

  • コーヒーに関して「広く知識」が身に付く
  • 資格を保有していることで「信用」がつく
  • 資格取得のスクールでは、現場で働くバリスタから教わることができる
  • 知識だけでなく、抽出や焙煎、エスプレッソ抽出など「実技」を学べる資格もある
  • 資格取得により得た知識で「セミナー」も開催できる
  • コーヒーの楽しみ方の幅が圧倒的に広がる

 

このように「資格を取得」または「資格取得のための通信講座」で得られることは本当に多いです。

 

特に未経験者なら「現場で働くバリスタから教われる」ことや「抽出方法などの実技が学べる」ことは本当に貴重な経験です。

 

知識は本でも得ることはできますが、実践しないと身につかないことは正直山ほどあります。

これらの実践的内容は「現場で働く、自分で実践する」などの「実践」でしか身につかないので本当に貴重です。

ひでお

 

このほかにも資格を取得する効果として大きいのは「信頼性」「権威性」を得られるということです。

 

コーヒーに関して資格が必要ない以上、名乗ったもの勝ちとなってしまい、経験とキャリア以外に評価されることがないですが、資格を保有していることで周りと差がつきます。

 

もちろん一番は経験と実績だけど、資格があると知識があることの証明にもなりますね。

ひでお

 

カフェや喫茶店などに就職する場合にも、自分でカフェや喫茶店を経営する場合にも「信頼」と「知識」が役立つこともでてくるでしょう。

 

コーヒーセミナーを開催する場合にも「自称」プロの人よりも「資格がある」プロの説明の方が説得力がでますね。

ひでお

 

それでは、コーヒーが学べるおすすめの資格をみてみましょう。

 

コーヒーが学べる資格の一覧

 

コーヒーが学べる資格を一覧にしてみました。

 

コーヒーが学べる資格一覧

NO 資格名 難易度 内容 受講資格 学習方法 おすすめ通信講座 講座費用(税込) 受験費用(税込) 認定証 主催
コーヒーインストラクター3級 入門編的コーヒーの知識と鑑定技術 なし 協会認定講習受講 なし なし 1,500円 なし 全日本コーヒー商工会連合会
コーヒーインストラクター2級 基礎的なコーヒーの知識と鑑定技術  なし 教本/協会講習受講 なし (講習会)22,000円
(教本)4,000円
5,000円 あり
(登録料5,000円)
全日本コーヒー商工会連合会
コーヒーインストラクター1級 高度で専門的なコーヒーの知識と鑑定技術 コーヒーインストラクター2級合格 教本/協会講習受講 なし (講習会)

37,000円

(教本)

4,000円

10,000円 あり

(登録料5,000円)

全日本コーヒー商工会連合会
コーヒー鑑定士 極めて高度なコーヒーの知識と鑑定技術 コーヒーインストラクター1級合格 教本/協会講習受講 なし (講習会)

40,000円×3教科

(教本)

4,000円

10,000円×3教科 あり

(登録料5,000円)

全日本コーヒー商工会連合会
SCAJコーヒーマイスター コーヒーの基礎

科学

健康

日本スペシャルティコーヒー協会の会員 協会講習受講(養成、実技) なし (講習)

39,000円

受講費用に含まれる あり 日本スペシャルティコーヒー協会
アドバンスドコーヒーマイスター コーヒーの基礎

コーヒーの産地と産業

スペシャリティコーヒーの定義と団体

専門的スキルの実技

  • 日本スペシャルティコーヒー協会の会員
  • コーヒーマイスターに合格
協会の講集受講(3種類)

実習受講(最低1つ)

なし (講習)

16,000円×3講座

(実習)

22,000円〜27,500円

受講料に含まれる あり 日本スペシャルティコーヒー協会
JBAバリスタライセンスレベル1 コーヒー知識

エスプレッソ抽出

エスプレッソマシン操作

接客

  • コーヒー関連の仕事
  • バリスタとして勤務
協会の講習受講 なし (講習)

37,000円

15,000円 あり 日本バリスタ協会
JBAバリスタライセンスレベル2 JBAバリスタライセンスレベル1保持者 協会の講習受講 なし (講習)

50,000円

20,000円 あり 日本バリスタ協会
JBAバリスタライセンスレベル3 JBAバリスタライセンスレベル2保持者 協会の講習受講 なし (講習)

60,000円

25,000円 あり 日本バリスタ協会
10 JBAインストラクターライセンス プロのバリスタを指導する技術、知識 JBAバリスタライセンスレベル3保持者 協会の講習受講 なし (講習)

200,000

25,000円 あり 日本バリスタ協会
11 おうちdeカフェコース コーヒーの基礎知識

抽出技術

UCC匠の珈琲講座(おうちdeカフェコース講座)を受講 通信講座 ユーキャン (一括)

39,000円

(分割)

3,280円×12回=39,360円

なし なし UCCコーヒーアカデミー
12 UCCドリップマスター コーヒー基礎知識

抽出方法

ブレンド技術

フードペア

UCC匠の珈琲講座(ドリップマスター講座)を受講 通信講座 ユーキャン (一括)

69,000円

(分割)

5,800円×12回=69,600円

課題提出のみ なし UCCコーヒーアカデミー
13 コーヒーソムリエ コーヒーの基礎知識全般

(抽出、焙煎、ブレンド、ラテアート)

なし
  • 独学
  • 通信講座
諒設計アーキテクトラーニング

    (W取得可能)

    68,000円〜95,000円

    88,000円〜115,000円

     

    • 10,000円
    • 講座によっては試験免除
    あり 日本安全食料料理協会
    14 カフェオーナー経営士 コーヒー専門知識

    マーケティング

    開業計画

    なし
    • 独学
    • 通信講座
    SARAスクール (W取得可能)

    95,000円〜115,000円

    • 10,000円
    • 講座によっては試験免除
    あり 日本安全食料料理協会
    15 カーサバリスタ コーヒーの基礎知識

    抽出方法

    資格取得講座受講 通信講座 キャリカレ 85,900円 5,600円 あり 一般財団法人日本技術開発協会
    16 コーヒースペシャリスト コーヒーの抽出方法

    フードペアリング

    デザインカプチーノ

    資格取得講座受講 通信講座 formie(フォーミー) 38,500円 講座受講料に含まれる なし 日本能力教育促進協会
    17 コーヒープロフェッショナル 基本的なコーヒーの知識、技術 なし
    • 通信講座
    • 独学
    ラーキャリ (付属品なし)

    49,500円〜

    (付属品あり)

    60,500円〜

    (講座受講)受講費に含まれる

    (試験のみ)11,000円

    あり 一般社団法人日本技術開発協会
    18 カフェテリアマネージャー 開業計画

    経営

    ブランディング

    なし
    • 通信講座
    • 独学
    ラーキャリ (付属品なし)

    49,500円〜

    (付属品あり)

    60,500円〜

    (講座受講)受講費に含まれる

    (試験のみ)11,000円

    あり 一般社団法人日本技術開発協会
    19 コーヒーコーディネーター コーヒー基礎知識

    焙煎、抽出方法

    ラテアート

    フードペア

    経営

    資格取得講座受講 通信講座 日本創芸学院通信講座 (一括)

    70,400円

    (分割)

    4,862円×15回=72,930円

    課題提出のみ あり 日本創芸学院

     

    コーヒーに関する資格は大方ピックアップしましたので、迷った時はこの表で全体を確認してみてくださいね。

    ひでお

     

    コーヒーが学べる「おすすめの」資格とは?

     

    資格をとるメリットはわかったけど、こんなに資格があると正直どれを取ればいいのかわかりません。

     

    おすすめが知りたいです。

     

    このように思われるのは当然だと思いますので、おすすめの資格を紹介します。

     

    わたしがおすすめする資格は、「ステップアップしていける資格」または「実技が学べる資格」です。

     

    理由としては、ステップアップしていける資格は段々難易度が高くなるので、上位になるほど保有者も少なくなり保有価値が高くなります。

     

    難易度が高い資格を保有していることで周囲からの「信頼」も高くなります。

     

    また、「実技が学べる」ことも大切で、資格を取得するための通信講座で講師をしているのは「コーヒーのプロ」だったりするので、そのようなプロから技術を教われることは他ではないとても貴重な経験となります。

     

    本来、技術は「現場で働く」か「自分で経験を積む」ことでしか磨けません。未経験者なら特に「自分で経験を積む」ことが大半になりますが、技術として身に付くまではなかなかな期間を要しますし、師匠が誰も居ないのはイバラの道だったりします。

     

    だから業界未経験者なら特に「プロから技術を教われる」機会はとっても大切なのでおすすめできます。

     

    あと名乗って格好いい資格もありですね。

    コーヒーソムリエなんてめっちゃ格好いいし個人的にありありです。

    ひでお

     

    ステップアップしていけるおすすめの資格

     

    コーヒーに関する資格をとって仕事やキャリアとして活用したい方向けの資格です。

     

    ステップアップ型資格

    • コーヒーインストラクター
    • コーヒーマイスター
    • JBAバリスタライセンス

     

    この3つは協会の信頼性と知名度も抜群なので資格を取得する価値は高いですね。

    ひでお

     

    J.C.Q.A認定コーヒーインストラクター

     

    コーヒーインストラクターは、全日本コーヒー商工組合連合会(J,C.Q.A)による認定資格で、知名度も高いです。

     

    3級→2級→1級→コーヒー鑑定士とステップアップしていける資格なので、これからコーヒーを学んでみたい初心者の方や既にコーヒー関係で働かれている方に広くおすすめできます。

     

    3級は講座を受講するだけで取得できるので、特に初心者の方におすすめですよ。

    ひでお

     

    1級は2級を保有していないと受験できませんが、3級と2級は誰でも受験できるのでコーヒー関係の仕事をしている方や本格的にコーヒーを学んでみたい方におすすめできます。

     

    特に1級に合格すると受験できる「コーヒー鑑定士」はとても専門性が高く日本においても資格保有者がわずかなのでとても取得価値が高い資格になります。

     

    こういう専門的な資格を保有していると信頼性も抜群ですね。

    わたしも2級を取得予定です。

    ひでお

     

    資格種類 コーヒーインストラクター3級 コーヒーインストラクター2級 コーヒーインストラクター1級 コーヒー鑑定士
    協会名 全日本コーヒー商工組合連合会
    受験資格 なし なし コーヒーインストラクター2級保有者 コーヒーインストラクター1級保有者
    内容 (入門的)コーヒーの知識、鑑定技術 (基礎的)コーヒーの知識、鑑定技術 (専門的)コーヒーの知識、鑑定技術 (極めて高度)コーヒーの知識、鑑定技術
    講習料金(税込) 講習主催企業による 22,000円 37,000円 40,000円×3教科
    受験料金(税込) 1,500円 5,000円 10,000円 10,000円×3教科
    合格率 講習受講で合格 70点以上 80点以上 「商品設計」「生豆鑑定」「品質管理」でそれぞれ80点以上

     

     

     

     

    SCAJ認定コーヒーマイスター

     

    日本スペシャリティコーヒー協会(SCAJ)が認定するコーヒーマイスターも、日本で初めての認定資格で知名度が高い資格です。

     

    受講資格は日本スペシャリティコーヒー協会会員限定となりますが、コーヒー関係の仕事をしつつステップアップしていきたい方におすすめの資格となります。

     

    またコーヒーマイスターの資格保有者のみ受験できる「アドバンスドコーヒーマイスター」は日本で資格保有者が500名もいない希少な資格になるので取得する価値は高いでしょう。

     

    資格種類 コーヒーマイスター アドバンスドコーヒーマイスター
    協会名 日本スペシャリティコーヒー協会
    受験資格
    • 日本スペシャリティコーヒー協会会員
    • 日本スペシャリティコーヒー協会会員
    • コーヒーマイスター資格保有者
    内容 コーヒーの基礎、産業、科学、健康 より高度なコーヒーの知識と実技
    講習料金(税込) 39,000円 (講習)

    16,000円×3種類

    (実習)

    22,000円〜27,500円

    受験料金(税込) 受講料に含まれる 受講料に含まれる
    合格率 70点以上 80点以上

     

    受講費用の中に「テキスト・試験受講費、カッピングスプーン、認定ブローチ」も含まれていて、とてもコスパが高い資格ですが、受講するためには日本スペシャリティコーヒー協会の会員として別途会費を納めている必要があります。

     

    会員の区分には個人区分もありますが、受講資格は開業者区分の方が優先されますので、申込自体ができない可能性もあります。

    ひでお

     

     

     

    JBAバリスタライセンス

     

    日本バリスタ協会が認定する「バリスタとしての知識と技術を証明する資格」になります。

     

    ライセンスを取得するためには協会が指定した講座を受講し試験にも合格する必要がありますが、講座を受講するための条件として「コーヒー関係の仕事をしている」または「バリスタとして実際に働いている」必要があります。

     

    つまり、誰でも受講できる訳ではなくて、現場で働くバリスタが自分のキャリアアップとしての登竜門として取得していくための資格です。

     

    資格種類 JBAバリスタライセンス1 JBAバリスタライセンス2 JBAバリスタライセンス3 JBAスインストラクターライセンス
    協会名 日本バリスタ協会(JBA)
    受験資格
    • バリスタとして勤務
    • コーヒー関係の仕事をしている
    JBAバリスタライセンス1取得 JBAバリスタラインセンス2級取得 JBAバリスタライセンス3級取得
    内容 コーヒー知識、エスプレッソ抽出、エスプレッソマシン操作、接客 プロのバリスタを指導できる知識、技術
    講習料金(税込) 37,000円 50,000円 60,000円 200,000円
    受験料金(税込) 15,000円 20,000円 25,000円 25,000円
    合格率 非公開

     

    資格を取得する人は限定されますが、現場で働くバリスタなら挑戦する価値がありますね。

    ひでお

     

     

     

    実技が学べるおすすめの資格

     

    資格を取得するための過程で「実技」まで学べてしまう資格は次のとおりです。

     

    実技が学べる資格

    • UCCドリップマスター
    • コーヒーコーディネーター

     

    完全初心者で師匠も居ない方は講座を活用して実践経験を積みスキルアップしましょう。

    ひでお

     

    UCCドリップマスター

     

    UCC匠の珈琲講座は、「ユーキャン」で取得可能な講座です。

     

    UCC匠の珈琲講座は次の2種類あります。

     

    UCC匠の珈琲講座

    • おうちdeカフェコース
    • ドリップマスターコース

     

    おうちdeカフェコース

    (ユーキャンHPより引用)

     

    おうちdeカフェコースの詳細

    (標準学習期間)

    4ヶ月(8ヶ月まで在籍可)

    (教材)

    • メインテキスト3冊
    • DVD2巻
    • 資料集「UCCコーヒー博物館」
    • DVD「UCCコーヒー博物館紹介」
    • 珈琲手帖、ガイドブック
    • 質問用紙(1日3問まで)

    (材料、用具、器材)

    • コーヒー豆(6種)

    (認定証)

    なし

     

    ドリップマスターコース

    (ユーキャンHPより引用)

     

    ドリップマスターコースの詳細

    (標準学習期間)

    4ヶ月(8ヶ月まで在籍可)

    (教材)

    • メインテキスト3冊
    • DVD2巻
    • 資料集「UCCコーヒー博物館」
    • DVD「UCCコーヒー博物館紹介」
    • 珈琲手帖、ガイドブック
    • 添削関係書類、その他質問用紙

    (材料、用具、器材)

    • 細口ポット
    • ドリッパー
    • サーバー
    • ミル
    • デジタルスケール
    • ペーパーフィルター
    • コーヒー豆(6種)

    (認定証)

    修了時にUCCドリップマスター認定証発行

     

    このうち、実技が学べておすすめなのは「ドリップマスターコース」です。

     

    ドリップマスターコースをおすすめする理由としては、何といっても「プロの講師より実技を学べる」点です。

     

    写真付きの丁寧な資料にプロの指導DVDがついてきてそれも豪華なのですが、付属器材を使用した添削課題で「プロの講師」から指導を受けることができます。

     

    現場のプロから実際に教われるので、他ではできない貴重な経験となりますね。

    ひでお

     

    また講座を修了したらUCCドリップマスター認定証も発行されるので自身のキャリアアップにも活用できますね。

     

    資格種類 UCC匠の珈琲講座(おうちdeカフェコース) UCC匠の珈琲講座(ドリップマスターコース)
    協会名 UCCコーヒーアカデミー
    受験資格 UCC匠の珈琲講座を受講(該当コース分)
    内容 コーヒーの基礎知識、抽出技術 コーヒーの基礎知識、抽出技術、ブレンド、フードペア
    講習料金(税込) 39,000円 69,000円
    受験料金(税込) 講座受講のみ 課題提出のみ
    認定証発行 なし あり
    合格率

     

     

     

    コーヒーコーディネーター

     

    「コーヒーコーディネーター」は、日本通信教育振興協会認定の資格となり、協会の認定講座を受講し課題を提出すれば資格を取得できます。

     

    この資格のおすすめポイントは、知識だけでなく実技も実践的に学ぶことができることです。

     

    講習受講時に教材に併せてコーヒー豆を含む「実習用セット」が届くので、実践的に学んでいくことができます。

     

    また、課題の提出は学科4回、実習4回となり、丁寧な個別指導により確実に知識と技術が身に付くカリキュラムとなっています。

     

    また、学習範囲も広範囲に及び「コーヒーの基礎知識、抽出方法、エスプレッソの基礎、ラテアート、フードペア、経営etc 。。」実務だけでなく経営に至るまでの知識を身につけることができ、将来的にカフェを開業したい人にもおすすめです。

     

    実技と広い知識が身につけられるのでとてもおすすめの資格ですね。

    ひでお

     

    資格種類 コーヒーコーディネーター
    協会名 日本通信教育振興協会
    受験資格 協会の認定講座を受講すること
    内容 コーヒの基礎知識、抽出方法、エスプレッソの基礎、ラテアート、フードペア、経営
    講習料金(税込) (一括)70,400円

    (分割)4,862円×15回=72,930円

    受験料金(税込) 講座受講に含まれる
    合格率 課題提出のみ

     

     

    開業も視野に入れて学べる資格

     

    仕事で活かすことはもちろん、将来自分でお店を開業したい人におすすめできる資格です。

     

    • コーヒーソムリエ
    • カフェオーナー経営士
    • コーヒープロフェッショナル
    • カフェテリアマネージャー

     

    開業に関する知識もつきますね。

    ひでお

     

    コーヒーソムリエ

    (日本安全食料料理協会HPより参照)

     

    「コーヒーソムリエ」は、日本安全食料料理協会の認定資格です。

     

    日本安全食料料理協会は、食品・料理の技能や理解を食育を通しての各スキルが一定の水準以上であることを認定する団体です。

     

    協会の資格は「コーヒーソムリエ」の他に、カフェオーナー経営士、ワインコンシェルジュ、ワインソムリエ、焼酎ソムリエ、お肉ソムリエ、洋食ソムリエなど多岐にわたります。

     

    コーヒーソムリエは、特に受験資格もなく誰でも受験することができます。

     

    つまり独学でも目指すことができる資格になります。

     

    ソムリエって何より格好いいですよね。

    ひでお

     

    試験の内容は、コーヒー豆の知識、焙煎、抽出方法、オリジナルブレンドなどコーヒーの基礎知識を問われる内容となります。

     

    ただし、専用の教材が市販されてないので確実に資格を取得したい方は「諒設計アーキテクトラーニング」や「SARAスクール」の通信講座がおすすめです。

     

    試験が免除されて資格が取得できるコースもあったりします。

    ひでお

     

    資格種類 コーヒーソムリエ カフェオーナー経営士
    協会名 日本安全食料料理協会
    受験資格 特になし
    内容
    • コーヒーの歴史
    • 生豆の選び方
    • 豆どうしの相性
    • コーヒー豆の産地
    • コーヒーの淹れ方
    • 淹れ方と味の関係
    • コーヒー豆の種類
    • 豆の違いによる焙煎
    • ラテアート
    • コーヒーカップの種類
    • マーケティングの基礎知識
    • マーケティングの本質
    • コミュニケーション戦略
    • 企画と計画
    • 開業計画の基礎知識
    • 淹れ方と味の関係
    • コーヒー豆の種類
    • 営業許可の種類
    講習料金①(税込) (諒設計アーキテクトラーニング)コーヒーソムリエW取得講座

    →コーヒーソムリエとカフェオーナー経営士がWで取得可

    • 基本講座:68,000円〜95,000円
    • スペシャル講座:88,000円〜115,000円

    講座料金②(税込) (SARAスクール)カフェオーナー

    →コーヒーソムリエとカフェオーナー経営士がWで取得可

    • 基本講座:95,000円
    • プラチナコース:115,000円


    受験料金(税込) 10,000円

    (通信講座のコースによっては試験が免除される)

    合格率 70%以上

    (通信講座のコースによっては試験免除)

     

    このコーヒーソムリエについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

    こちらもCHECK

    コーヒーソムリエは意味ない??コーヒーソムリエが資格のメリットや活用方法を解説

    続きを見る

     

    カフェオーナー経営士

    (日本安全食料料理協会HPより参照)

     

    カフェオーナー経営士も日本安全食料料理協会が認定する資格になります。

     

    コーヒーマイスター同様、特に受験資格はなく誰でも受験ができてしまいます。

     

    試験内容は、カフェオーナーとして必要な知識とそれを活用する技能を有していることを判定することとなります。

     

    これからカフェオーナーとして経営を考えたい方や現在飲食店で働いていて開業も視野に入れたい人におすすめです。

     

    コーヒーマイスター同様、専用の教材が市販されてる訳でもないので確実に資格を取得したい方は「諒設計アーキテクトラーニング」や「SARAスクール」の通信講座がおすすめです。

     

    この2つのスクールは、コーヒーマイスターとカフェオーナー経営士の資格が2つ取得できるのでおすすめですよ。

    ひでお

     

    資格種類 コーヒーソムリエ カフェオーナー経営士
    協会名 日本安全食料料理協会
    受験資格 特になし
    内容
    • コーヒーの歴史
    • 生豆の選び方
    • 豆どうしの相性
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    講習料金①(税込) (諒設計アーキテクトラーニング)コーヒーソムリエW取得講座

    →コーヒーソムリエとカフェオーナー経営士がWで取得可

    • 基本講座:68,000円〜95,000円
    • スペシャル講座:88,000円〜115,000円

    講座料金②(税込) (SARAスクール)カフェオーナー

    →コーヒーソムリエとカフェオーナー経営士がWで取得可

    • 基本講座:95,000円
    • プラチナコース:115,000円

    受験料金(税込) 10,000円

    (通信講座のコースによっては試験が免除される)

    合格率 70%以上

    (通信講座のコースによっては試験免除)

     

    コーヒープロフェッショナル

     

    コーヒープロフェッショナルは、一般社団法人日本技能開発協会(JSADA)が認定する資格となります。

     

    コーヒーソムリエと同様、受験資格がなく誰でも受験することができます。

     

    ドリップや焙煎の知識が身に付くので、趣味でコーヒーを極めたい方、開業したい方におすすめの資格です。

    ひでお

     

    試験の内容は、コーヒーの歴史、コーヒー豆、コーヒーの淹れ方、焙煎、ラテアートなど、コーヒー全般について問われます。

     

    公式サイトによると、試験の難易度は易しめで、専用教材があれば初心者でも十分に合格を目指せるということ。

     

    ただし、専用教材は市販されていないので、独学の学習が不安な方は通信講座「ラーキャリ」の学習がおすすめです。

     

    ラーキャリ講座の料金体系

    内容 料金(税込)
    テキスト教材+試験(付属品あり) 60,500円
    テキスト教材+試験(付属品なし) 49,500円
    試験のみ 11,000円

     

    コーヒーソムリエよりも講座料金が優しく、コスパがいいですね。

    ひでお

     

    コーヒープロフェッショナルについてはこちらで詳細に紹介しています。

    こちらもCHECK

    コーヒープロフェッショナルは意味ない?資格取得のメリットや口コミを紹介します。

    続きを見る

     

    また、期間限定で割引キャンペーンが実施されているので、キャンペーンを活用すると8,000円引きで講座受講ができます。

    キャンペーン期間は8,000円割引

    ラーキャリを見てみる

     

     

    コーヒー資格の有効な活用方法

     

    コーヒー資格の有効な活用方法は、「資格の信用性と権威性を活用する」ことです。

     

    特に認定証やバッジが発行される資格は自分の肩書きとして、名刺にも履歴書にもブログ等のプロフィールにも活かすことができます。

     

    わたしが「コーヒーソムリエ」が気になる大きな理由も次のブログにおいてブログ運営者が肩書きに活用されているのを見てからでした。

     

    コーヒーソムリエが運営するブログ

     

    このブログの管理人はコーヒーソムリエなのか、、格好いいなー

    ひでお

     

    この時は特にコーヒーソムリエがどのような資格かも知りませんでしたが、ただただ格好いいって思いました。

     

    こんな軽いノリでしたが、資格にはこのように人に「権威性」と「信頼性」を与えてくれる効果があります。

     

    もちろん、資格倒れにならないように資格を取得した後はしっかりと実践や現場で経験を積み、「知識」と「経験」を兼ね備えていくことが大切です。

     

    実践を積むことが難しい方は、資格の通信講座を活用して実践を学ぶことがおすすめですよ。

    ひでお

     

     

    まとめ

     

    コーヒーが学べるおすすめの資格の一覧は次のとおりです。

     

    資格一覧

    NO 資格名 難易度 内容 受講資格 学習方法 おすすめ通信講座 講座費用(税込) 受験費用(税込) 認定証 主催
    コーヒーインストラクター3級 入門編的コーヒーの知識と鑑定技術 なし 講習受講のみ なし なし 1,500円 なし 全日本コーヒー商工会連合会
    コーヒーインストラクター2級 基礎的なコーヒーの知識と鑑定技術  なし 教本/講習会 なし (講習会)22,000円

    (教本)4,000円

    5,000円 あり

    (登録料5,000円)

    全日本コーヒー商工会連合会
    コーヒーインストラクター1級 高度で専門的なコーヒーの知識と鑑定技術 コーヒーインストラクター2級合格 教本/講習会 なし (講習会)

    37,000円

    (教本)

    4,000円

    10,000円 あり

    (登録料5,000円)

    全日本コーヒー商工会連合会
    コーヒー鑑定士 極めて高度なコーヒーの知識と鑑定技術 コーヒーインストラクター1級合格 教本/講習会 なし (講習会)

    40,000円×3教科

    (教本)

    4,000円

    10,000円×3教科 あり

    (登録料5,000円)

    全日本コーヒー商工会連合会
    SCAJコーヒーマイスター コーヒーの基礎、科学、健康 日本スペシャルティコーヒー協会の会員 協会の講習受講(養成、実技) なし (講習)

    39,000円

    受講費用に含まれる あり 日本スペシャルティコーヒー協会
    アドバンスドコーヒーマイスター コーヒーの基礎、コーヒーの産地と産業、スペシャリティコーヒーの定義と団体、専門的スキルの実技
    • 日本スペシャルティコーヒー協会の会員
    • コーヒーマイスターに合格
    協会の講集受講(3種類)

    実習受講

    なし (講習)

    16,000円×3講座

    (実習)

    22,000円〜27,500円

    受講料に含まれる あり 日本スペシャルティコーヒー協会
    JBAバリスタライセンスレベル1 コーヒー知識、エスプレッソ抽出、エスプレッソマシン操作、接客
    • コーヒー関連の仕事
    • バリスタとして勤務
    協会の講習受講 なし (講習)

    37,000円

    15,000円 あり 日本バリスタ協会
    JBAバリスタライセンスレベル2 JBAバリスタライセンスレベル1保持者 協会の講習受講 なし (講習)

    50,000円

    20,000円 あり 日本バリスタ協会
    JBAバリスタライセンスレベル3 JBAバリスタライセンスレベル2保持者 協会の講習受講 なし (講習)

    60,000円

    25,000円 あり 日本バリスタ協会
    10 JBAインストラクターライセンス プロのバリスタを指導する技術、知識 JBAバリスタライセンスレベル3保持者 協会の講習受講 なし (講習)

    200,000

    25,000円 あり 日本バリスタ協会
    11 おうちdeカフェコース コーヒーの基礎知識、抽出技術 UCC匠の珈琲講座を受講 通信講座 ユーキャン (一括)

    39,000円

    (分割)

    3,280円×12回=39,360円

    なし なし UCCコーヒーアカデミー
    12 UCCドリップマスター コーヒー基礎知識、抽出、ブレンド技術、フードペア UCC匠の珈琲講座を受講 通信講座 ユーキャン (一括)

    69,000円

    (分割)

    5,800円×12回=69,600円

    課題提出のみ なし UCCコーヒーアカデミー
    13 コーヒーソムリエ コーヒーの基礎知識全般(抽出、焙煎、ブレンド、ラテアート) なし
    • 独学
    • 通信講座
    諒設計アーキテクトラーニング

     

      (Wで取得可能)

      68,000円〜95,000円

      88,000円〜115,000円

        • 10,000円
        • 講座によっては試験免除
        あり 日本安全食料料理協会
        14 カフェオーナー経営士 コーヒー専門知識、マーケティング、開業計画 なし
        • 独学
        • 通信講座
        SARAスクール (Wで取得可能)

        95,000円〜115,000円

        • 10,000円
        • 講座によっては試験免除
        あり 日本安全食料料理協会
        15 カーサバリスタ コーヒーの基礎知識、抽出方法 資格取得講座受講 通信講座 キャリカレ 85,900円 5,600円 あり 一般財団法人日本技術開発協会
        16 コーヒースペシャリスト コーヒーの抽出方法、フードペアリング、デザインカプチーノ 資格取得講座受講 通信講座 formie(フォーミー) 38,500円 講座受講料に含まれる なし 日本能力教育促進協会
        17 コーヒープロフェッショナル 基本的なコーヒーの知識、技術 なし
        • 通信講座
        • 独学
        ラーキャリ (付属品なし)

        49,500円〜

        (付属品あり)

        60,500円〜

        (講座受講)受講費に含まれる

        (試験のみ)11,000円

        あり 一般社団法人日本技術開発協会
        18 カフェテリアマネージャー 開業計画、経営、ブランディング なし
        • 通信講座
        • 独学
        ラーキャリ (付属品なし)

        49,500円〜

        (付属品あり)

        60,500円〜

        (講座受講)受講費に含まれる

        (試験のみ)11,000円

        あり 一般社団法人日本技術開発協会
        19 コーヒーコーディネーター コーヒー基礎知識、焙煎、抽出方法、ラテアート、フードペア、経営 資格取得講座受講 通信講座 日本創芸学院通信講座 (一括)

        70,400円

        (分割)

        4,862円×15回=72,930円

        課題提出のみ あり 日本創芸学院

         

        ステップアップができる資格

        • コーヒーインストラクター
        • コーヒーマイスター
        • JBAバリスタライセンス

         

         

        実技が学べる資格

        • UCCドリップマスター
        • コーヒーコーディネーター

         

         

        開業も視野に入れて学べる資格

        • コーヒーソムリエ
        • カフェオーナー経営士
        • コーヒープロフェッショナル
        • カフェテリアマネージャー

         

        わたしがおすすめするのは、コーヒーソムリエとコーヒーインストラクターです。

        ひでお

         

        最後に資格を取得するためには独学でも可能かということですが、資格によっては資格認定校の講習が必須なところもありますが、独学で資格取得が可能な資格もあります。

         

        もちろん、通信講座は高額ですし独学に越したことはありません。

         

        ただし、資格取得のための専用の教材も販売されていないので、もし検定に落ちたら再度検定料を払う必要がでてきます。

         

        他にも通信講座だと専用の機材がセットで付いてくるコースもあり、知識だけではなく実技までが学べてしまいます。

         

        この実技については、業界経験者なら特に魅力は少ないかもしれませんが、業界未経験でこれから珈琲関係の仕事に就きたい方や開業を視野に入れたい人にとってはとっても大切で貴重な経験だと言えます。

         

        わたしは基本独学からスタートした人間なので、教えてもらえることの有り難さは身に染みてわかります。

        ひでお

         

        少しでも早くステップアップをしたい人は通信講座も視野に入れて、時短でレベルアップしていきましょう。

         

        それでは今回は以上です。

        • この記事を書いた人

        taka

        コーヒーオタクとして、コーヒーについてのコンテンツが多い人です。

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