こんにちは、コーヒー大好き人間です。
今回は、焙煎歴6年目に突入している現役焙煎士のわたしが、使用している2代目の焙煎機を紹介します。
この記事の内容
- おすすめ焙煎機の実際に使用した感想を紹介
- 1台目との比較してみた感想を紹介
- 使用中の動画を通して焙煎風景がわかる
- KALDIFORTISが気になる人には特におすすめ
初代焙煎機は、ユニオン・サンプルロースターでしたが、排気等の問題で買い換えることとなりました。
ユニオン・サンプルロースターについての記事はこちら
なお、本記事は、KALDI Fortisを購入した直後に書いた記事なので、気になる部分は少なかったです。
その後、1年使用してみて、メンテナンスの観点などから気になってきた点も加えて記事を書いています。
それでは行ってみましょう。
(リアルな感想)わたしが現在使っている焙煎機(2台目)
サムネイルでネタバレしていますが、わたしが購入した焙煎機はKALDI Fortis(カルディ・フォーティス)です。
ついに、電動式+強制排気装置付き焙煎機を導入してしまいました。
結論から言って大正解でした。
これで晴れてプロの仲間入りと言っても過言ではないクオリティです。
それでは、新しい相棒の紹介をしていきます。
※わたしが購入したFortisは、CENTER306温度計付きで、データロギング対応のものとなります。
選択するオプション(温度計の種類、チャフコレクターの有無)によっては、この記事の内容と異なる可能性がありますので注意ください。
KALDI Fortis(カルディ フォーティス)を選んだ理由
このKALDI Fortisを選んだポイントは次のとおりです。
購入した理由
- 強制排気装置(※別売りチャフコレクター)をセット可能
- 電動式焙煎機
- 焙煎量が多い(600gまで可能)
- データロギングが可能(CENTER306温度計)
一つ一つ解説します。
理由1:強制排気装置をセット可能
ユニオン・サンプルロースターを使用していて、いちばんストレスだったのが次のポイントでした。
- 排気能力がなく、焙煎豆が水っぽくスモーキーな味になってしまう
サンプルロースターに電気ドリルで穴を開けて排気能力の強化を工夫したのですが限界がありました。
1ランクレベルアップするためには、強制排気装置は必要だとの結論に達しました。
KALDIの焙煎機シリーズは、強制排気装置(別売)をセット可能です。
別売とはなりますが、正直、この強制排気装置があることが一番大きい要因となりました。
理由2:電動式焙煎機
ユニオン・サンプルロースターは基本は手動式(電動式もあり)なので、常に片手でハンドルを回し続ける必要があります。
それでも、手編み式と比べると格段に焙煎が楽になり、焙煎の流れや幅を広げてくれたことに変わりはありません。
しかし、データを取ったりするのが本当に大変だったので、電動式を導入したいという思いが強くなっていました。
ほんとうに電動式にして大正解でした。
ハンドルを回す以外にも焙煎中に行う作業は多く、電動式でハンドルを回さなくても良い分、そのほかのことに労力を回せるのでより焙煎の質が上がりました。
理由3:焙煎出来る量が多い(最大600g可能)
他人への豆の提供を視野に入れると外せない部分でした。
焙煎すると豆は、水分が蒸発して量が20%程度目減りします。
生豆時600gでも、焙煎後の豆は500gになってしまいます。
豆の提供は、基本は100g〜200gとなるので、一回の焙煎量が100g程度だとかなりの回数焙煎をしないといけません。
これではとても大変で無駄な労力となります。
本当は、1kg以上焙煎出来る焙煎機が理想ですが、100万円以上の予算が必要なので断念しました。
いつか絶対にフジローヤルは買いたいところです。
理由4:データロギングが可能
KALDIの焙煎機は、データロギング用の温度計(CENTER306)がオプションで選べます。
これは、パソコンと接続することでローストデータの管理が出来るので、焙煎レシピの構築ができ、味の再現性が高まります。
手書きでデータを取って行くこともできますが、より簡単に楽に出来るので大きな要素となりました。
このデータロギングの設定方法や使い方が知りたい方はこちらの記事からどうぞ(ただしMac版となります)
こちらもCHECK
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KALDI Fortisの焙煎にローストロガー『artisan』を導入する方法(Mac版)
続きを見る
KALDI FORTIS(カルディ フォーティス)を購入した感想
結論から言って、大正解でした。
ユニオン・サンプルロースターで感じていたストレスをほぼ全て解決できたと思います。
焙煎の質も上がり、サンプルロースターではどうしても難しかった浅煎り〜中煎りの焼き加減も上手く焼けるようになりました。
1.強制排気装置
2.電動式焙煎機
特にこの2点は大きく、周辺の珈琲ショップより美味しいと言われるようになりました。
わたしは基本は週末に焙煎をしていますが、1日に3人前は焙煎が出来るので、友人や家族、職場の同僚にお裾分け出来るようになりました。
また、データロギングにより適切な焙煎度合いも研究できてきたので、色んな焙煎度合いを組み合わせたブレンド珈琲も開発中です。
これで予算が20万円程度なので、コスパ高すぎです。
国産品で同等の能力を持つ焙煎機となると、100万円は必要なので、いかにこのKALDIがコスパ高いかわかると思います。
こちらは1kg焙煎できる国内最大手の焙煎機です(いつかは欲しい)
実際の焙煎風景
続いて、実際に焙煎している動画を見つけましたので、ご覧ください。
結構、火力の調節や排気の強さを調節しているのがわかると思います。
この画面右下にでているチャートがデータロギングになります。
データロギングの設定はこちらの記事で解説しています。
こちらもCHECK
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KALDI Fortisの焙煎にローストロガー『artisan』を導入する方法(Mac版)
続きを見る
まとめ
わたしが現在使用しているKALDIFORTIS(カルディフォーティス)はこんな焙煎機でした。
ポイント
- 強制排気装置(※別売りチャフコレクター)をセット可能
- 電動式焙煎機
- 焙煎量が多い(600gまで可能)
- データロギングが可能(ただし温度計Center306が必要)
まさにプロ顔負けの焙煎ができてしまうので
- 自分が焼いた珈琲を販売したい方
- 自家焙煎店を開業したい方
このように、1ランク高いレベルで焙煎をしたい方におすすめです。