コーヒーが好きで毎日飲んでいますが、健康に悪いんですか?
何杯までなら飲んでもいいの?夜は控えた方がいいの??
このような疑問に対して記事を書きました。
この記事の内容
- コーヒー飲みすぎることのリスク
- 1日あたりの適切なコーヒーの量
- コーヒーを飲むことのメリット
- コーヒーを健康的に楽しむおすすめの方法
こんにちは、コーヒーが大好きなコーヒーソムリエです。
わたしはコーヒーを1日5〜10杯程度楽しんでいます。
ただ、日によりますが、飲みすぎると吐き気がしたり眠れなくなることもあり、コーヒーの飲み過ぎは良くないと身をもって実感しています。
コーヒーは好きだけど、コーヒーが健康に悪いのか心配になります。
今回は、このようにコーヒーが好きだけど健康面も気になる人に向けて、コーヒーを飲みすぎることによる健康面のリスクや逆にコーヒーを飲むことのメリットについて解説していきます。
きちんとリスクも把握したうえで、健康的にコーヒーを楽しんでいきましょう。
コーヒーは健康に悪い?コーヒーを飲みすぎることによるリスク
結論からいうと、コーヒーは飲みすぎると健康に悪影響を及ぼします。
具体的に飲みすぎることで起こりうる症状としては次のことです。
コーヒーを飲みすぎることによる症状
- 不眠
- 頭痛
- めまい
- 嘔吐
- 興奮、不安感
- 心拍数の増加
- 震え
- 離脱症状
- 高血圧
- 骨粗鬆症
- 胎児の発育を阻害
もちろん、人によって違うし影響が出にくい人もいるとは思いますが、コーヒーをよく飲む人は特に注意が必要です。
症状が起きる原因とは?
(全日本コーヒー協会HPより参照)
このように健康面に悪影響を与える原因は、コーヒーに含まれるカフェインにあります。
カフェインには覚醒作用と解熱鎮痛作用があり、適度な摂取量なら脳の活性化や眠気覚まし効果があるのですが、過剰に摂取すると健康面での悪影響を及ぼす可能性があります。
コーヒーは1日何杯までなら飲んでもいいのか?
では、カフェインが含まれるコーヒーは1日に何杯までなら飲んでもいいのでしょうか?
これは年齢やカフェインへの耐性により個人差があり、日本では明確な基準は決められていません。
でも海外の公的機関では、カフェインの1日あたりの摂取量の基準を定めています。
代表的なものをとりあげておきます。
公的機関名 | 健康に影響がないカフェイン摂取量 | コーヒーなら何杯分
(1杯150ml) |
その他 |
米国食品医薬局(FDA) | 1日あたり400mg以内 | 約3〜4杯分 | 妊婦や授乳婦は1日に200mg以内 |
欧州食品安全機関(EFSA) | 1回あたり200mg以内
1日あたり400mg以内 |
約3〜4杯分 | |
世界保健機関(WHO) | 妊婦は1日300mg以内 |
つまり、習慣的にコーヒーを飲む場合、個人差はありますが、1日に3〜4杯(1杯あたり150ml)までなら健康上に影響がないと言われています。
(ただし、妊婦や授乳婦、子供を除く健康的な成人の場合)
ただし、これはコーヒーに限った話なので、他にもお茶やエナジードリンクなどでカフェインを摂取している場合はもっと注意が必要です。
参考にコーヒーをはじめとする飲料のカフェイン含有量は次のとおりです。
名称 | カフェイン含有量(100mlあたり) | 浸出方法 |
ドリップコーヒー | 60mg | コーヒー粉末10g/熱湯150ml |
インスタントコーヒー | 57mg | インスタントコーヒー2g/熱湯140ml |
烏龍茶 | 20mg | 茶15g/90℃お湯650ml |
玉露 | 160mg | 茶葉10g/60℃のお湯60ml |
エナジードリンク・眠気覚まし飲料水 | 32〜300mg | 製品によりカフェイン含有量が異なる |
コーヒー以外でもカフェインが含まれているから注意しないといけないんですね。
わたしはエナジードリンクもよく飲むので、コーヒーはもっと控えないといけません。。
コーヒーを適度に飲むことによるメリット
飲みすぎると健康を害する可能性のあるコーヒーですが、適度に飲むことでメリットも期待できます。
コーヒーのメリット
メリット | 有効成分 |
抗酸化作用 | ポリフェノール(クロロゲン酸) |
がん、糖尿病、動脈硬化予防に有効 | ポリフェノール(クロロゲン酸) |
筋肉疲労の回復 | カフェイン |
ダイエット効果 | カフェイン、ポリフェノール(クロロゲン酸) |
脳の活性化、集中力向上 | カフェイン |
コーヒーにはクロロゲン酸を代表とする「ポリフェノール」がたくさん含まれています。
レギュラーコーヒーのポリフェノール含有量は、なんと赤ワインとほぼ同等なんです。
このポリフェノールは抗酸化作用がある物質で、具体的に体に悪影響を及ぼす活性酸素を除去してくれる効果が期待できます。
他にもダイエット効果やがん、糖尿病、動脈硬化予防にも効果が期待できます。
また、カフェインも適度なら脳の活性化や集中力の向上効果が期待できます。
つまり、コーヒーは適度に飲めば健康面でのメリットが沢山期待できるのです。
コーヒーのダイエット効果については、こちらの記事を確認してみてください。
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ただし、あくまで適度に楽しむ場合なので、過剰に飲んだ場合は健康に悪影響がでる可能性があることをしっかりと理解しておきましょう。
健康的にコーヒーを楽しむおすすめの方法
そんなに飲みすぎると健康を害するなら、コーヒー飲むのやめようかな
このようにお考えになるのもごもっともなんですが、コーヒー好きとしてはコーヒー仲間が減るのはとっても寂しい、、寂しすぎる。
コーヒーってやっぱり素晴らしいものだし、目一杯、、できれば健康的に楽しんでいただきたい。
そこで、コーヒーを健康的に楽しむおすすめの方法について紹介していきます。
コーヒーを健康に楽しむおすすめの方法
- できるだけブラックで飲む(砂糖、牛乳は入れない)
- 夜寝る前のコーヒーは避ける
- インスタントコーヒーよりレギュラーコーヒー
- 1日に3杯程度に
- デカフェにもチャレンジ
できるだけブラックで
コーヒーはできるだけブラックで楽しみましょう。
砂糖や牛乳を入れてコーヒーを楽しむのも勿論ありなのですが、カロリーの過剰摂取につながりかねません。
どうしてもブラックで飲めない人は、「牛乳に変えて豆乳を入れる」「砂糖に変えてハチミツを入れる」など工夫が必要です。
なにより、本当に美味しいコーヒーはブラックで飲んでこそ本領を発揮するので、是非ともブラックで色んなコーヒーの味に触れてみてください。
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このPostCoffeeの定期便についてはこちらの記事でレビューしています。
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夜寝る前のコーヒーは避ける
コーヒーを飲むタイミングも注意しましょう。
具体的に、夜寝る前にコーヒーを飲むと交感神経が刺激され脳が覚醒するので、不眠になりやすくなります。
仮に眠れても脳は休まらない状態となってしまうので、気になる方は夕方以降のコーヒーは控えた方が無難です。
インスタントよりレギュラーコーヒー
インスタントコーヒーよりもレギュラーコーヒーの方が体に嬉しいボリフェノールが沢山含まれています。
その差はなんと約5倍という研究結果もでています。
(UCCのHP参照)
インスタントコーヒーとレギュラーコーヒーは、カフェイン含有量に差はさほどないので、同じ飲むのなら体に嬉しいレギュラーコーヒーの方がおすすめです。
デカフェにチャレンジ
1日に3〜4杯までならコーヒーは飲んでもいいとわかったものの、どうしてもカフェインが気になる方には「デカフェ」がおすすめです。
デカフェとは??
本来カフェインを含む飲み物や食品から、カフェインを取り除いたもの
でも、コーヒーに本来あるはずのカフェインを取り除くってことは、味にも影響しないのか気になるところです。
確かに、多少の味の差はあるものの、それ以上にカフェインを気にせずコーヒーを飲めるというメリットがあります。
しかも、デカフェでもポリフェノールの配合量は同じなので、健康面でも嬉しいですね。
コーヒーは好きだけど、カフェインがどうしても気になる方は「デカフェ」にチャレンジしてみましょう。
デカフェ(カフェインレスコーヒー)については、こちらの記事で詳細に解説しています。
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デカフェ(カフェインレスコーヒー)とは??コーヒーソムリエが解説します。
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ブルックスの睡眠の質を向上するコーヒー?【カフェサプリ GABA】なら、カフェインレスなことに加え、GABAが配合されているので、良質の睡眠が期待できます。
post coffeeもデカフェのラインナップは豊富なので、美味しいデカフェを飲みたい人におすすめです。
デカフェなら安心して楽しめますね
まとめ
コーヒーには「カフェイン」が含まれているので、飲み過ぎると健康面でのリスクが高くなります。
具体的には健康的な成人であれば、コーヒーは1日に3〜4杯以内で楽しむようにしましょう。
このほかに少しでも健康的にコーヒーを楽しむためには、次のポイントを押さえておくといいですね。
- できるだけブラックで飲む(砂糖、牛乳は入れない)
- 夜寝る前のコーヒーは避ける
- インスタントコーヒーよりレギュラーコーヒー
- 1日に3杯程度に
- デカフェにもチャレンジ
わたしもコーヒーを末長く飲みたいので、1日4杯までにしようと思います。
少しでもコーヒーの素晴らしさを味わい続けるために、健康的にコーヒーを楽しんでいきましょう。
それでは、今回は以上です。