よくおすすめのコーヒー豆が紹介されていますが、本当に美味しいんですか?
人によって好みも違うから信じられません。
こういう疑問に答えるために記事を書きました。
この記事の内容
- わたしのおすすめする鉄板のコーヒー豆とは?
- マンデリン・ブルーバタックの特徴や産地などの情報を紹介
- マンデリン・ブルーバタックの仕入先を紹介
この記事を書いているわたしは、コーヒー焙煎歴5年の現役焙煎士です。
独学で色んなコーヒーを焙煎し、家族や友人にもお裾分けすることも増えました。
有難いことに大変好評ですが、たまに好み違いがあるのも事実です。
とりわけ多いのが、スペシャリティコーヒーに代表される柑橘系フレーバーを酸味が苦手だと言われることが多かったです。
コーヒーって不思議で、人によって本当に好みが別れます。
ただ、大体の人から高評価を受ける鉄板のコーヒー豆を幾つか発見しました。
本日は、このわたしの中の鉄板のコーヒー豆を紹介します。
(第2弾)現役焙煎士がおすすめする鉄板のコーヒー豆とは?
結論からお伝えします。
ずばり、マンデリン・ブルーバタックです。
このコーヒーはマンデリンと名がつくことから、インドネシアのコーヒー豆なんですが、今のところ一度も苦手だという方に出会ったことがありません。
わたしは同じマンデリンの豆を他にも取り扱っていますが、ずば抜けて評価が高かったです。
わたしの好みは、エチオピアがダントツでその後にグアテマラが続くのですが、この豆は人によって好みが明確に分かれます。
反対に、どハマりする方が多いのもエチオピアやグアテマラです。
わたしの周りはわたしの影響でエチオピア、グアテマラにハマる方続出中です。
また、このおすすめ鉄板コーヒーシリーズは第2弾目となります。
第1弾(エチオピア)については、こちらの記事で紹介しています。
こちらもCHECK
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現役焙煎士がおすすめ(第1弾)鉄板のコーヒー豆を紹介します。(エチオピア編)
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第3弾(グアテマラ)については、こちらの記事で紹介しています。
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現役焙煎士がおすすめ(第3弾)!!鉄板コーヒー豆を紹介します。(グアテマラ編)
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マンデリン・ブルーバタックは、柑橘系フレーバー系のコーヒーではありませんが、豊かなコクや独特の甘みから昔ながらのコーヒーが好きな方にはとりわけ人気が高いです。
わたしの周りの方からも『お!なんかこのコーヒー違うね』という驚きが混じったリアクションを頂くこともあります。
では、続いてこのマンデリン・ブルーバタックについて詳しく説明していきますね。
マンデリン・ブルーバタックの特徴を紹介します。
つづいて、マンデリン・ブルーバタックの特徴について解説します。
マンデリン・ブルーバタックの特徴について
- 産地:インドネシア・スマトラ島(バタック族により生産)
- 標高:1,350m〜1,550m
- 欠点豆:G1基準(〜11)
- 精製方法:スマトラ式
- 味の特徴:豊かなコク、アーシー感、チョコレート、クリーン
- 推奨焙煎度:フルシティ〜フレンチ
重要な点だけ解説します。
産地情報
マンデリンは、インドネシアの中でもスマトラ島で取れるアラビカ種の総称です。
このブルーバタックは、スマトラ島の中のドロクサングル村で生産されています。
この村の周辺はバタック族が居住し農業で生計を立てており、このバタック族により生産されるのでブルーバタックなんですね。
精製方法
マンデリンは、スマトラ式というインドネシア独特の精製方法で精製されます。
この精製方法の特徴で、生豆はお世辞にも綺麗とは言えませんが、焙煎後は見違えて綺麗になります。
欠点豆の混入数
欠点豆も一見多そうですが、ハンドピックしたところ、明らかな欠点豆の混入は250g中10粒程度でありとても優良でした。
推奨焙煎度合い
ずばり、フルシティローストがベストだと考えます。(2ハゼ入ってしばらくして煎り止め)
マンデリンの特徴として、中深煎りより深く煎ってこそ真価を発揮します。
(反対に浅煎りには向きません)
焼き上がりはこんな感じでとても綺麗に焼きあがります。
味の特徴
フルシティローストで焙煎した場合の味の特徴ですが、次のような味わいです。
- まず濃厚でクリーンなコクが伝わる
- しばらくして、チョコレートのような甘味と独特のハーブ感が広がる
- 喉越しはクリーンでスッキリ
中深煎りにしては、甘味とクリーンさがとても特徴的で、苦味は感じないのも大きな特徴ですね。
マンデリン・ブルーバタックの仕入れ先
最後に、気になる仕入れ先ですが、生豆本舗で仕入れ可能です。
生豆本舗は会員登録なしでも取引できますし、有難いことに100g〜購入が可能なので気になる方は一度お試ししてください。
値段もそこまで高額ではありませんよ。
納品時の様子
わたしは1kg×2つで購入しましたが丁寧にクラフトで包装されて納品されました。
推奨焙煎度の目安が記載されていることも有り難いですよね
追加情報
少しだけ名前が異なりますが、海の向こうコーヒーでも同じ豆の取り扱いを発見しました。
『マンデリン・バタックブルー』で販売されています。
実際に仕入れて確認してみましたが、どうでしょうか?
豆の比較
- 左側:生豆本舗・「マンデリン ブルーバタック」
- 右側:海の向こうコーヒー・「マンデリン バタックブルー」
豆面も欠点豆の数にも差はなく、同じコーヒー豆であることがわかりました。
同じ地域で仕入れ業者が異なるだけなので、全く同じ豆だということがわかりました。
生豆本舗より海の向こうコーヒーの方が価格は安いので、海の向こうコーヒーで買った方がお得かもしれませんね。
今回の豆を含め、おすすめの生豆の仕入先についてはこちらの記事で紹介しています。
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(有料級)現役焙煎士が、おすすめのコーヒー生豆の仕入方法を紹介します。
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また、仕入れもしたことがない初心者の方向きの記事はこちらになります。
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初心者向け!ネットで買えるお試しのコーヒー生豆とは?
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今回は以上になります。
これからも、おすすめのコーヒー豆があれば随時ご紹介していきますね。