ユニオンサンプルロースターを使っている人
ユニオンサンプルロースターってどうやって分解・メンテナンスするのかわからない。
購入したけど、分解方法の解説もないし解説があれば知りたいです。
こういった疑問に対して記事を書きました。
この記事の内容
- ユニオンサンプルロースターって、どんな焙煎機なのか?
- ユニオンサンプルロースターのメンテナンスの重要性
- ユニオンサンプルロースターの分解方法を解説
この記事を書いているわたし
- コーヒーの自家焙煎歴5年のコーヒー大好き人間
- 初代焙煎機であるユニオンサンプルロースターとも5年の付き合い
長い付き合いだからこそ、定期的なメンテナンスの重要性を痛感しています。
ユニオンサンプルロースターは素晴らしい焙煎機ですが、メンテナンス方法の解説もなく購入当初はとても困りました。
この経験から、メンテナンス方法を知りたい方にお役に立てたらと思います。
ユニオンサンプルロースターってどんな焙煎機?
ユニオンサンプルロースターは、手動式コーヒー豆の焙煎機です。
わたしが自家焙煎を始めてから、最初に購入した本格的家庭用焙煎機です。
1度に400g程度の焙煎できてしまうので、本格的に自家焙煎に挑戦したい方の入門機としておすすめです。
ユニオン・サンプルロースターについてはこちらの記事で解説しています。
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現役焙煎士の初代コーヒー焙煎機(ユニオン・サンプルロースター)を紹介します。
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なぜ、ユニオンサンプルロースターのメンテナンスは必要なのか?
なぜ定期的なメンテナンスが必要なんでしょうか?
結論は、使用しているとススや焦げた豆に豆の皮(チャフ)が焙煎機の中に蓄積してくるからです。
蓄積するスピードは、焙煎する豆の精製方法にも関係しますが、ナチュラル精製の豆を焙煎すると一瞬で豆皮(チャフ)だらけになってしまいます。
これを放置しておくと、これらの焦げた匂いや味が新たな焙煎時の豆に移ってしまいます。
おいしく気持ちのいいコーヒー豆を焼くために、定期的なメンテナンスは必須です。
焙煎後、毎回が望ましいですが、わたしは5回に1回程度メンテナンスしています。
ただ、メーカーからは、メンテナンス方法に対する説明もやり方も全く示されていません。
少しでも美味しいコーヒーを焼き上げるために、分解・メンテナンス方法を知っておきましょう。
やり方はとっても簡単ですよ。
次で解説しますね。
ユニオンサンプルロースターの分解・メンテナンス方法
ユニオンサンプルロースターの分解方法は次のとおりです。
- 緩み止めのナットを外す
- 本体からハンドルを外す
- 全てのパーツを外す
手順1:緩み止めのナットを外す
本体を分解するためには、サンプルロースターの中にあるナットを外す必要があります。
写真の中央のナットがわかるでしょうか??
このナットが本体とハンドルの緩み止めとなっているので、外さないと分解できません。
取り外すためには、17mmのレンチを使う必要があります。
なぜ、17mmかというとナットのサイズが17mmだからです笑
わたしは、別売のT型レンチを使用しています。
レンチは必須だと思います
レンチを写真のようにサンプルロースターに挿入し回します。
だんだんとナットが緩んできて最終的に外れます。
このナットが外れると後はとても簡単です。
手順2:ハンドルを外す
続いて、本体からハンドルを分離させます。
写真のようにハンドルを反時計回りに回してみましょう。
ハンドルと豆の投入口の黒い部分がネジで止まっていて本体を固定しているイメージです。
ナットがないので、だんたんハンドルが緩んできて、外れます。
ここまできたら後は、本体をコンコンしたら蓋とドラムが外れます。
このフタとドラムを外す時に、焦げた豆皮や豆が一気に飛び出すので注意しましょう。
写真を見ていただくと、ドラムが2枚ありますよね?
このドラムとドラムの間、もしくはドラムとフタとの間に豆皮が蓄積しています。
分解するときには相当量が飛び出してきます。
かならず下に新聞紙等を敷いておきましょう。
手順3:汚れをブラシ等で掃除する
分解した段階で大半の豆皮や豆は落ちますが、がんこにこびり付いている豆もあります。
ドラムには羽もついていて手で触ると危険なのでブラシ等で綺麗に汚れをおとしましょう。
手順4:本体を組み立てる
組み立て方は、ばらした方法の逆の手順で簡単に組み立てることができます。
ただし、最初に外したナットは、あえて外したままでも問題ありません。
ナットを毎回レンチで外すのが面倒な方は、ナットは外したままでも問題ないですよ。
その分、ハンドルをしっかり回して締めておきましょう。
まとめ
ユニオンサンプルロースターは、本格的な家庭用焙煎機です。
焙煎するたびに、内部に焦げた豆や豆皮が蓄積し、焙煎に悪影響を与えます。
少しでも美味しいコーヒーを焙煎するためには定期的に分解・メンテナンスをしましょう。
分解・メンテナンスの方法は次のとおりです。
- T型レンチで肝のナットを外す(ナットは17mm)
- ハンドルを回して本体から分離させる
- ドラムとフタの間に詰まった豆や豆皮を落とす
- 分解させた逆の手順で組み立てる(ナットは外したままでもOK)
定期的にメンテナンスをして気持ちのいい焙煎を心がけましょう。
わたしが使っているレンチはこちらですが、17mmであればなんでもいいと思います。
今回は以上です。