コーヒーが好きな人
自宅で美味しいコーヒーを飲みたいです。
おすすめのグッズがあれば知りたいです。
このような疑問に対して記事を書きました。
この記事の内容
- 本格的にコーヒーを楽しみたい人にはタカヒロ・雫がおすすめ
- タカヒロ・雫のおすすめポイント
- タカヒロ・雫の残念ポイント
- わたしのおすすめ使い方を紹介
こんにちは、コーヒー大好き人間です。
わたしは一杯のコーヒーとの出会いから、それまで苦手だったコーヒーにはまり今では焙煎までするようになりました。
もちろん、自宅で飲むコーヒーにも多少はこだわっていて、色々買い揃えてきました。
うちカフェができる位揃ってしまいました。
本日は、わたしが実際に使ってきておすすめできるコーヒーグッズを紹介させていただきます。
今回はおすすめのドリップケトルを紹介します。
本格的にコーヒーを楽しみたい人にはタカヒロ・雫がおすすめ
本格的にコーヒーを味わいたい方におすすめのドリップケトルは、タカヒロの雫です。
理由は、コーヒーの良さを最大限に引き出せる「点滴抽出」に特化されて作られたドリップケトルだからです。
また、多くのお店やプロも使用していることから、あなたもプロと同じドリップが可能です。
では、このタカヒロの雫についてこれからじっくり紹介していきますね。
わたしが使用しているのは0.9Lなので、0.9L中心の使用レビューとなります。
タカヒロ・雫はどんなドリップケトル?
続いて、タカヒロ・雫について紹介します。
- 製造会社:株式会社タカヒロ
- 会社住所:新潟県燕市
- 会社設立:昭和50年
- 雫の特徴:極細パイプにより、これまでより、ゆっくりじっくり思いのままに”点滴抽出”が可能に
- 材質:SUS304(18−8ステンレス)
- サイズ:0.5L、0.9L
- 熱源:直火、IH電磁調理器※
※0.5Lは電磁調理器非対応
日本でものづくりの町として有名な「新潟県燕市」で、ひとつひとつ職人に手作りで制作されているステンレス製コーヒードリップケトルです。
人気シリーズ「タカヒロ 」に点滴抽出が可能な「雫(しずく)」が加わりました。
この雫は従来のものより注ぎ口が4mm細くなっていて、点滴抽出に特化されて制作されたものとなります。
また蓋を取ったら開口部も8.5センチと広くなっています。
これは手を入れて内部を洗いやすくしてあるもので、使用する上での配慮ですね。
タカヒロ・雫のおすすめポイント
わたしが実際に購入に至った理由と使ってみてよかったと思えるおすすめポイントを紹介します。
おすすめポイント
- プロが使用しているという究極の自己満
- 点滴抽出により、最高のドリップが実現可能
- コーヒー通からも一目おかれる
- ドリップ・サーモも装着可能
ずばりおすすめポイントを順番に紹介していきます。
おすすめ1:究極の自己満
もし今後喫茶店やカフェに行く機会があれば、ぜひバリスタが使っているドリップケトルにも注目してみてくだい。
結構な確率で、タカヒロ・雫を使用されているはずです。
わたしが好きで通っているカフェでは大体見かけます。
つまり、プロが認めて使用しているドリップケトルを使っているという究極の自己満を得ることができます。
わたしが購入に至った経緯は、師事しているカフェで使われていて、オーナーの抽出の様子がとっても格好良くて憧れてしまったからです。
実際にそのカフェのコーヒーは文句なしで美味しかったので、これは買うしかないと思いました。
おすすめ2:点滴抽出に特化
「点滴抽出」に特化されて作られているだけあり、お湯を狙ったポイントにゆっくり落とすことに優れています。
点滴抽出をしやすいよう流量が少なくなるよう設計されているので、誰でも技術に関係なく点滴抽出ができてしまいます。
反対に流量が多いタイプのドリップケトルで点滴抽出をしようとすると相当な技術を要するでしょう。
もちろん再現性が高いといってもある程度の技術は必要ですが、他のドリップケトルに比べると圧倒的にやりやすくなっています。
ここ一番の勝負がかかっていたドリップにおいて、他に信頼を預けられる相棒はないでしょう。
恐らく点滴抽出をしているときもプロのバリスタのような雰囲気を味わうことができるはずです。
わたしは真剣にコーヒーと向き合いたい時は必ずタカヒロ・雫を使用していて、それほど全面的に信頼をおいています。
おすすめ3:一目置かれる
もしコーヒーに詳しい人と話す機会があれば、タカヒロの雫を使っていることを話してみてください。
高い確率で一目置いてもらえるはずですよ。
タカヒロの雫はコーヒー通の中でも評価が高いドリップケトルなので、自信を持って紹介できます。
コーヒー通に話すと大体の人が「おお」って感じになります。
おすすめ4:購入者からの評価が高い
タカヒロ・雫は実際に購入した人からの評価もすごく高いです。
Amazonにおける評価も星平均4.7を獲得しており相当に高評価です。(内星5つは75%)※
(※令和4年3月地点での情報です)
実際のAmazon内の高評価口コミを紹介します。
(口コミ1)
珈琲を美味しく入れたいと思い、何種類もドリップポットを試しましたが、思うように名店の味が出ませんでした。
又、名店のマスターに教えて頂いた方法でもお店の味が再現できずに悩んでいたところ、このポットの存在を知りました。購入して使用した所、まさに目からうろこ、こんなに美味しくなるとは思いませんでした。
細く的確にお湯を落とすことに拘った注ぎ口の加工に脱帽です。
(口コミ2)
ハリオのv60を使っていました。以前より、雫については「いい!」と耳にしていたので乗り換えようかと思案していました。そんな時、amazonで半額になっていたので購入。使用感、すごく良いです。私はコーノ式で淹れているので、雫になるくらい細く出てくるのが、理想的でした。
このように実際に使用した人からもその注ぎのクオリティについて高い評価を得ています。
タカヒロ・雫の残念なポイント
続いて、実際に使ってみてここはイマイチだと感じたポイントについても紹介します。
メリットばかりでなく残念なポイントも確認しておき、購入してから後悔しないようにしてください。
残念なポイント
- 逆に早く注ぐことはできない
- 取手がグリップしにくい
- 直接熱源にかけると取手も熱くなる
- 価格は高い
残念1:早く注げない
点滴抽出に特化して作られた結果、逆に全く早く注げません。
間違ってもコーヒードリップ以外の用途には使えないことを覚悟しておいてください。
忙しい朝にコーヒーを飲みたいようなときは、ハリオのヴォーノの方が向いているかもしれません。
ハリオ・ヴォーノについてはこちらで紹介しています。
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すっきりしたコーヒーを飲みたい人におすすめドリップケトル!ハリオのヴォーノ
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じっくりコーヒーと向き合いたい時に限定して使うべきだと思います。
残念2:取手がグリップしにくい
造りが繊細なせいなのか、取手部分は狭くなっており手が大きい人なら指全部で握ることは難しいように感じます。
手が小さい人か女性向きなのかな?
無理やり5本入れると指が熱い本体にあたり火傷しかねません。
この握り方では苦戦する人が多いのではないかと思います。
わたしは小指を抜いて指4本で握るようにしていて、今はこの握り方で落ち着きました。
指4本握りは結構おすすめですよ。
残念3:取手が熱くなりやすい
他のドリップケトルは取手がステンレス以外の素材を使用されていますが、タカヒロ・雫は取手もステンレス製です。
その結果、熱源にかけた後は全体的に熱くなりますが、取手まで熱くなることがあります。
ただし、この取手が熱くなる問題についてはある程度解決策がありますので、後ほど紹介します。
残念4:価格は高い
本格的なドリップケトルだけあって価格も結構高いです。
本体価格は18,000円(税抜き)と、市場に出回っているドリップケトルより頭一つ飛び抜けています。
購入には相当な勇気も必要でしょう。
しかしながらAmazonや楽天などで購入したら凡そ半額程度で購入できることがあります。
わたしはAmazonで半額程度になっているのを発見して購入に至りました。
半額でも9,000円程度必要なので結構勇気はいりましたよ。
お手頃なドリップケトルなら3,000円〜5,000円で購入できてしまうので、半額程度でも高く感じられるかもしれません。
本当に購入を検討される場合は、少しでも安く購入できるところで購入してみてください。
取手熱くなる問題のプチ解決方法
残念ポイント「取手が熱くなる問題」ですが、完璧ではないもののプチ解決できる方法があります。
プチ解決方法
別でお湯を沸かして、移しかえる。
これは本当にちょっとしたことなんですが、結構大事なポイントです。
実際にコーヒーを抽出するときは100℃で抽出すると味に雑味が混じりやすくなります。
理想的な抽出温度は90℃前後と言われています。
わたしは85℃前後で抽出していますよ。
この別で沸かしてたお湯を移し替えるだけで、およそ10℃前後は温度が下がってくれます。
この結果、沢山のメリットが生まれます。
- 取手が熱くなる問題がプチ解決される
- コーヒーが美味しくなる抽出温度に近くなる
- ガス火による煤汚れを防止できる
ぜひ、取手が熱くなる問題が気になる方は一度お試しください。
注ぎスピードの比較(VS HARIO・ヴォーノ)
残念ポイント「全く早く注げない」問題の比較検証として、違うタイプのドリップポットと比較してみました。
比較してみたのはドリップポット部門でAmazonベストセラーのHARIO・ヴォーノです。
どちらもマックスに傾けてみての注いでみました。
検証1:タカヒロ・雫のマックスの注ぎ
検証2:HARIO・ヴォーノのマックスの注ぎ
見比べていただけるとわかりますが、HARIO・ヴォーノの方が圧倒的な流量ですよね。
だからといってタカヒロ・雫が悪い訳ではなく、点滴抽出をしやすいように敢えて流量にセーブがかけてあるので当然の結果なんです。
流量が多い『HARIO・ヴォーノ』は、抽出もさっと終わるので、あっさりした味になりがちです。
流量が少ない『タカヒロ・雫』は、点滴抽出をしやすくてじっくり抽出できるのでコーヒーの味を最大限に引き出せます。
ささっと飲みたい時はHARIO・ヴォーノ、じっくり味わいたい時はタカヒロ・雫というように、状況に応じて使い分けられたらベストですよね。
ハリオ・ヴォーノが気になる方はこちらの記事も参考にどうぞ
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わたしのおすすめ使い方
最後に、わたしのおすすめのタカヒロ・雫の使い方を紹介します。
それはドリップサーモをセットして使うということです。
わたしはカリタのドリップサーモを愛用していますが、このドリップサーモはカリタ以外使えないと一部不評の商品です。
タカヒロ・雫はこのカリタのドリップサーモが装着できてしまいます。
コーヒーは抽出温度によってかなり味が変化しますので、本気でドリップをしたい時は抽出温度にも注意しましょう。
また、ドリップサーモを装着するとプロっぽくなるので格好いいですよ。
このカリタ・ドリップサーモに関してはこちらの記事で紹介しています。
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まとめ
本格的にコーヒーを楽しみたい方にはタカヒロの雫がおすすめです。
おすすめポイント
- プロが使用しているという究極の自己満
- 点滴抽出により、最高のドリップが実現可能
- コーヒー通からも一目おかれる
- ドリップ・サーモが装着可能
残念なポイント
- 逆に早く注ぐことはできない
- 取手がグリップしにくい
- 直接熱源にかけると取手も熱くなる
- 価格は高い
わたしは購入して大正解だったと思っています。
何より絶大な信頼ができているので、友人に提供する時のようなここ一番のドリップで大活躍してくれています。
もちろん点滴に特化した故のデメリットもありますが、プロと同じドリップをしてみたいって方にはおすすめです。
少しでもコーヒーに拘りたい人におすすめですよ。
それでは今回は以上です。