
海の向こうコーヒーの「産地を旅するコーヒー定期便」は美味しいですか?
このような疑問に対して記事を書きました。
この記事の内容
- 「産地を旅するコーヒー定期便」2回目(令和7年2月分)の内容
- 「産地を旅するコーヒー定期便」をガチンコ評価
わたしは、海の向こうコーヒーが提供するサービス「産地を旅するコーヒー定期便」を令和7年1月から利用しています。
この定期便が素晴らしすぎたので、続けて利用しているのですが第2回目の定期便が届きました。
産地を旅するコーヒー定期の特徴
- 毎月2種類のコーヒーがポストに届く
- コーヒーの内容は「アジアでスタッフが現地を訪れ活動しているコーヒー」と「ストーリーがある世界中のコーヒー」の2種類
- 産地のストーリーがわかる
- おやつセットも追加できる(+540円)
- 産地の暮らしや環境に配慮されたコーヒー
- 高品質なスペシャリティコーヒー
- ちょっぴりコースとたっぷりコースが選べる
さてさて、2回目の定期便の内容と気になる評価はどうなのか?忖度なしでガチンコ評価をしていきます。
この他、「産地を旅するコーヒー定期便」1回目(令和7年1月)のコーヒー定期便についてはこちらの記事で紹介しています。
こちらもCHECK
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海の向こうコーヒーの「産地を旅するコーヒー定期便」は美味しい?コーヒーソムリエがガチ評価
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海の向こうコーヒー「産地を旅するコーヒー定期便」2回目(令和7年2月)の内容

参照:海の向こうコーヒーHP
それでは2回目(令和7年2月)「産地を旅するコーヒー定期便」の内容を見ていきましょう。
定期便の内容

今回わたしが注文した内容は次のとおりです。
定期便の名前 | 産地を旅するコーヒー定期便(令和7年2月分) |
コーヒー(令和7年2月) | 「ルワンダ・キニニのコーヒー」
「雲南の桃源郷コーヒー」 |
同封物 | リーフレット「産地のストーリー」 |
内容量 | コーヒー(豆)50g・2種類 |
価格 | 1,080円(税込) ※オプションや豆の量によって変わります。 |
送料 | 無料 |
HP | 海の向こうコーヒー「産地を旅する定期便」 |

コーヒー豆以外にもプラス540円で「おやつセット」が追加できますよ。

「産地を旅するコーヒー定期便」令和7年2月分をコーヒーソムリエがガチンコ評価
それでは、気になる「令和7年2月分」のコーヒーの評価をガチンコで評価していきましょう。
ひとつ目のコーヒー「ルワンダ・キニニのコーヒー」をガチンコで評価

産地ストーリー、豆の表面、味わいを紹介していきます。
「ルワンダ・キニニのコーヒー」の産地ストーリー
かつてはイギリスのファンドを募り、その資金で学校支援などを行なっていましたが、自分達で稼げる術としてコーヒー生産活動が行われています。

まさにコーヒー生産活動が地域の生活を支えているんですね。
「ルワンダ・キニニのコーヒー」豆の表面を確認
豆の表面はとても綺麗で欠点豆も見当たりませんが、やや深煎りにしてあることが気になります。

欠点豆がないことで、焙煎技術の高さと丁寧にハンドピックがしてあることがわかりますね。
ただ、一般的に深煎りにするにつれて、コクや苦味が強くなる傾向にあるので、やや苦味先行なのかなと予想します。
「ルワンダ・キニニのコーヒー」の味わい
コーヒーを抽出した段階から、予想を裏切り「フルーティで甘味を予想される」香りが漂ってきました。
- 甘み
- 酸味
- 苦味
- コク
- 香り
- 後味
本当にいい意味で予想をかなり裏切られました。
わたしは苦味やコク系の味を予想していたのですが、オレンジ系の柑橘さと甘味、しかも程よい苦味なのにあっさりとした味わいで控えめに言って「ダントツで美味しかったです」

中深煎りでなぜこのような柑橘系の甘味と爽やかな後味が味わえるのか、びっくりです。
実は、わたしはこの「ルワンダ・キニニ」のコーヒー生豆を購入して焙煎したことがあるのですが、悔しいのですがここまでのポテンシャルを引き出せていませんでした。
こんなコーヒーを目指して、もう一度焙煎チャレンジしてみようと思わされました。
現役焙煎士からしても舌を唸らせるほどの美味しさでした。
ふたつ目のコーヒー「雲南の桃源郷コーヒー」をガチンコで評価

2つめも同様に、産地ストーリー、コーヒーの表面、味わいを紹介していきますね。
「雲南の桃源郷コーヒー」産地ストーリー
「かもめ天空農園」代表の方は、30代のころに台湾から中国に移住し、農園経営やコーヒー品質管理を行なってこられました。現在はコーヒー学科で教鞭をとり次世代の生産者育成にも力をいれています。

つまり1から今の農園を築き上げたってことか、、すごい情熱のこもったコーヒーなんですね。
「雲南の桃源郷コーヒー」豆の表面
豆の表面はやはりとても綺麗で、中浅煎り程度に仕上げてあることがわかります。

定期便1回目の豆から、すべてにおいて欠点豆見当たらないので、かなり入念にハンドピックが徹底されていますね。
「雲南の桃源郷コーヒー」の味わい
中国の雲南産コーヒーは、嫌気性発酵のコーヒーでワイニーな味わいが多いので、一般的には中深煎りにすることが多いのですが、中浅煎りということで、これもまた普段味わえない味わいが期待できそうです。
- 甘み
- 酸味
- 苦味
- コク
- 香り
- 後味
このコーヒーも予想と違った角度の味わいで、どちらかというとあっさりしたピーチを思わせる柑橘系の味わいでした。
おそらくもう少し深く焙煎すると、赤ワインのようなワイニー感が強くなるところをあえて浅めに焙煎することで果実感を持たせた印象を受けます。
王道の味というわけではなく、「斬新、ニュータイプ」がぴったりくる味ではないでしょうか。
一風変わった味なのですが、あっさり仕立てなのですっきり飲みやすくしてあります。

普段飲んだことない味にチャレンジしてみたい方におすすめできます。
まとめ
海の向こうコーヒーのサブスクサービス「産地を旅するコーヒー定期便」2回目(令和7年2月)の評価は次のとおりでした。
定期便の名前 | 産地を旅するコーヒー定期便(令和7年2月分) |
コーヒー(令和7年2月) | 「ルワンダ・キニニのコーヒー」
「雲南の桃源郷コーヒー」 |
同封物 | リーフレット「産地のストーリー」 |
内容量 | コーヒー(豆)50g・2種類 |
価格 | 1,080円(税込) ※オプションや豆の量によって変わります。 |
送料 | 無料 |
HP | 海の向こうコーヒー「産地を旅する定期便」 |
「ルワンダ・キニニのコーヒー」の味わい
- 甘み
- 酸味
- 苦味
- コク
- 香り
- 後味
中深煎りにすることで、柑橘系甘味と苦味と後味がとってもいい感じでミックスされて、とっても美味しい。
「雲南の桃源郷コーヒー」の味わい
- 甘み
- 酸味
- 苦味
- コク
- 香り
- 後味
ワインのような味わいのコーヒーをあえて浅めに焙煎することで、柑橘系あっさり感を演出されている。
ただ、変わった味わいなので好き嫌いは分かれるかもしれない(飲み口はあっさりなので飲みやすい)

産地のストーリーも面白いので、まだまだ定期便を続けていこうとおもいます。
この他、1回目(令和7年1月)のコーヒー定期便の評価についてはこちらの記事で紹介しています。
こちらもCHECK
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海の向こうコーヒーの「産地を旅するコーヒー定期便」は美味しい?コーヒーソムリエがガチ評価
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今回は以上です。